日なたのアイスクリーム

オタク気質30代の散文裏ブログ。日常での気づきやオチのない日記、犬や猫のことなど。

このブログはこんなふうに書いています(参考にはならない)

ここに載せているような日記や日常エッセイを書くときはまず、

 

・書きたいテーマを決める

・ある程度ざっくり構成を考える

・起承転結、特にどうオチをつけるか、冒頭の文章からどう本題に持ち込むかの流れもしっかり考える

・目次をつけるならどうするか、タイトルの方向性も書き出す

・ここまで出来てようやく書きはじm

 

なーんてことはせず(ごめん、本当はやったほうがいいよ)

えいやで頭の中に浮かんでいる「いま書きたいこと」を、1行目からそのまま書いている。
(仕事だとまた少しやり方が違うが)

 

文章うまくなりたいなら基礎から大事にしなきゃでは?と突っ込みたい気持ちもわかるがちょっと待ってね補足もあるから。

とりあえず名もなきブログは鮮度を優先してまずは書いちゃいがちではある、思ったことをそのまんまね。
タイトルから思いついて、そこから広がらせることもあれば
書き終わったあとに考えることもある。

 

で、気が済むまで書いて、書き終えるとなぜかいつもだいたい2000文字ぐらいになっているので
ふーん、と読み返し、気になる部分を加筆修正して投稿。
そう、これが補足。構成は書かないけど、最初に荒く書いたものに手を入れるので結局は構成しているかもしれない。そこは安心してほしい(?)。

 

または、ここはきっと更新後すぐに気づいて見にくるような読者はいないため

誰も見ていないしな、と さほど推敲せずに一度投稿してしまい
読みながら直すこともある。
50回ぐらいチマチマと直すこともざらなので
投稿したよ〜とSNSでお知らせするときにタイムラグがあるのはそういうこと。

 

こだわりというかずっと続けていることは
自分の書いたものは基本どんなものでも複数回は読み直すこと。

最低10回?もっとかも。これは無意識。

日記に限らず、LINEやメッセージや誰にも公開しない日記ですら、文章を書いたら読み返すくせがある。
推敲というよりはリズムを見てしまう。

好きな文章のリズムがあり、それが変だといやなのだよね。どんなリズムかと聞かれたら答えづらいけど。

リズムが自分っぽい文章は公開非公開に限らずコレクションしたい気持ちになる。

 

あとは「読みやすさ」も無意識のうちにずっと意識しているかもしれない。

「読みやすい文章」と言われると嬉しくなる。

 

気持ち悪いことを言うが、自分が自分の文章のファンなのかなと思うことすらある。

文才はほしいけれど、これはこれであり、というか。

自分が後々読み返せるようにと書いている部分も大きいし、好きな感じのものが書けるとそれだけで満足してごはんもおやつもいつもの3倍ぐらいおいしく感じる。既においしいのにさらにおいしい。

いろんなものを書き続けてそれで1日の大半が終わる休日もあれば、寝る前に少し…と日記を書いていたつもりが朝になっていることもあり、なぜそこまでして、とは思う。もちろん趣味なのでお金が入ってくるわけでもない。

でも、人には理解されないかもしれないがそんなときってとても充実しているし、睡眠と引きかえに「書き逃した」後悔をすることはないから まあいいのかなと思う(?)。

集中すると目の乾燥はやばいからそれは気をつけないといけないし、本当に眠いときは寝て生命を保てと体が教えてくれるので(=寝落ち)なんとかなっている。そうして目覚めたあとにだいたいベッドから落ちているスマートフォンを拾い、下書きやメモを見て自分からプレゼントや宿題をもらった気になることもある。

ここまで書いてある!えらい!とほめてみたり、赤ペン先生が脳内に登場したり、あるいは顔から火が出そうなほど素直なポエミィワールド、通称aikoの『暁のラブレター』現象が展開されていることもある。このアルバムはいいぞ。

 

所要時間はものによる。10分で書くこともあれば、数時間書いても終わらないことも。

紺野ぶるまの話は、ぼんやり白湯を飲みながらメモしていたら
1時間後ぐらいにああいう形になっていた。

 

一応、書きたいネタが浮かんだらその場でスマートフォンにメモしたりもしているけれど
断片的にだけ残して安心してしまうものは、たいてい自分の中の鮮度が過ぎて書かないまま終わることが多いので
最近は思ったことを早めにえいやで書いちゃうようにしている。


そのぶん途中で収集つかなくなるときもあるので
未完のエッセイもたくさんあります はは。
そんな感じです。

 

ここまで800文字ぐらい!と思ったら結局推敲して加筆修正したら1400文字を超えてしまった。

やっぱり多くなるとサラッとは読みづらいよね。

短めの日記も増やしていきたいなあ。

 

ちなみにこの記事はインスタストーリーで投稿しようと書いていたメモをせっかくならここにも残そうかな、とコピペした結果、

こんなんブログに投稿するには雑すぎるわと修正して修正しまくった結果です。

 

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うん、ストーリーの使い方も大概間違っているけど(おやつエッセイはまた今度紹介させて)

不思議なことにインスタストーリーというこの長方形のキャンバスに書こうとすると「めちゃめちゃすらすら書ける」のよ。同じ人いない?

制限があると書きやすいのかな。はてなブログだとほらいつまでも書けるから。

ストーリーはさすがにどんなに文字サイズを小さくしても1000文字以内が限界ではないかな。

ちなみにこの小ささでだいたい700文字ぐらい。

一度に全体を俯瞰しやすいのもいいのかも。読み返しも早くできるし。

カジュアルなものとはいえ数分で文章が完成するからなんだかとてもお得だなと、近年ではスマートフォンのメモよりもストーリーで土台を書くほうが成功率は高いかもしれない(なんの?)。

 

 

ところで一般的にはどうなのだろうと気になって「エッセイ 書き方」で調べていたところ

たどり着いたページの文章がこんな感じだった。

 

タイトル

エッセイの書き方のコツ――魅力の所在はどこに?

 

(略)つまりベスト・エッセイを書くための秘訣とは、あなたの個性が印象づけられるような作品に仕上げることなのです。

とはいえ「こ、こ、個性……???」と思わずたじろいでしまうのが日本人というもの。でも安心してください。就職試験の面接のように難しく考えることはないのです。先の日記をベースにした作品でいえば、行き帰りの行程はすべて省き、目的地で観たものや出会った人について「感じたこと」や「考えたこと」を綴ればいいのです。そうすることで、エッセイ全体に書き手の性格が表れると同時に、テーマも明確でまとまりのよい作品になるはずです。同じものを見ても、同じ体験をしても、感じ方は人それぞれです。目にした対象そのものへの感慨ばかりでなく、それを見たことがきっかけで別なことが頭に浮かぶということだってあるでしょう。そうした「あたなの心や頭に生じたこと」を丁寧に表現していけば、


え、ええ〜、そこで〜!ふむふむと読み込んでいた矢先の出来事、ふにゃっと脱力した「あたな」のワード。

カッコで強調しているところがまた妙な哀愁を誘うような。

(なお引用元は出版社の記事のためより脱力はしたが、自費出版メインの社のようでそういう意味でも参考になるな…)

 

エッセイを書くうえできっと大切な「推敲」をより大切にしたいと、皮肉にもエッセイの書き方の検索結果を見て思ったのであった。